脇毛の歴史と役割

脇毛の歴史と役割

ムダ毛の中でも、脇毛はこれからずっと生えて欲しくないと思うのは、特に女性で多くいます。しかし今やムダ毛と言われている脇毛は、実はとても大切な役割を担っているのです。体中の毛は、本来皮膚を覆うことで体の温度調節を行ったり、紫外線や外部からの衝撃や怪我から身を守ってくれており、生きていくためには必要なものでした。

それから文化が発展していくうえで服を着るようになり、下着を着用するようになるにつれ、体中の毛が不要になり、退化してきて現在では不要なものとされています。体中覆われていた毛が退化し現在のように薄くなってきましたが、髪の毛や陰部や脇には、未だ太くて濃い毛が生えています。頭や陰部、脇には、リンパや太い血管が通っているため急所とれています。そのため自然と体が守ろうとし、そこにだけ体毛が根強く残ったものなのです。脇毛も以前はリンパや血管を守るために生えていましたが、脇毛の役割はそれだけでなく、汗を出すアポクリン線からでるフェロモンと呼ばれる臭いを発生させ、魅力的に見せる効果があります。

昔フランスでは、汗を染み込ませた布を男性に渡すという習慣があったほど、フェロモンを放出してくれる脇毛は重要だったのです。子孫を残す手段として脇毛は必要不可欠だったのですが、現在ではそのフェロモンを嗅ぎつける器官も退化してきたため、脇毛は不要とされてしまいました。また見た目も美しくないという意識から、エチケットとして処理する女性が増えてきたのです。

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